現代は車社会と言われています。日常生活の中の多くのシーンで車を見かけます。改めて考えてみると、1年のうち車を見なかった日は殆どない事に気が付きます。この様に日常の中で多くの人の目に留まる自動車ですので、自動車を使った広告も様々のものがあります。
道沿いでよく見るのが大型バスの側面にのっている大きな宣伝です。宣伝の内容も、色々な品物の場合もありますがイベントなどの場合もあります。この様なイベント車への広告はかなり派手なものがありますし、まるでテレビの画面から出てきたような鮮明な写真入りの画像の場合もあります。では最近見かえるようになったイベント車のボディへの広告はどの様にして描かれるのでしょうか。
実はイベント車へのこの様な装飾は塗料を塗るのではなく薄いフィルムを貼り付けるラッピングという方法で行なわれています。このラッピングによる装飾の特徴は、塗料による塗装に比べて非常に短い施工期間で実装できる点です。塗装では短くても2週間位かかる施工期間が、ラッピングによる装飾では長くても3日あれば十分です。装飾の脱着の際の期間もラッピングの場合は1日程度と大変短くなっています。
この様な利便性から、季節ごとや期間ごとに更新の必要のある広告にラッピングによるイベント車への装飾が日常的に使われています。また、施工を行うのに必要な人手についても、1つ1つ手作業で行わなければならない塗料塗装に比べ、大変少ない人数で行う事ができます。